ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、マツモトキヨシが強化するプライベートブランドの施策の話。(この記事はWWDジャパン2023年3月13日号からの抜粋です)
【賢者が選んだ注目ニュース】
マツキヨココカラ&カンパニーがパーソナライズヘアケア「エムキュア」発売
マツキヨがメンズコスメを発売 韓国メイクがかなうマルチパレットなど
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2021年の合併後、ドラッグストア業界2位に躍り出たマツキヨココカラ&カンパニー。22年3月期の連結業績では大幅な増収・増益を達成した。ビューティカテゴリーでの強みを生かしたプライベートブランド(以下、PB)商品がシェアを伸ばしていることが、好調の要因の一つになっている。
マツモトキヨシ(以下、マツキヨ)は00年前後からPBを展開しており、ナリス化粧品と共同開発したエイジングケア特化型のスキンケアブランド「ザ・レチノタイム(THE RETINOTIME)」、カラーズと共同開発したドラッグストア市場初の本格オーガニックヘアケア「アルジェラン(ARGELAN)」、さらにマツモトキヨシホールディングスとココカラファインのコーセーとの共同開発で敏感肌向けスキンケアブランド「レシピオ(RECIPEO)」を発売した。中でもカラーズは「アルジェラン」以前に「ルンタ(LUNG TA)」というヘアケアブランドで協業しており、マツキヨとの連携は長い。
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