コーセーは、1970年から続くハイプレステージブランド「コスメデコルテ(DECORTE)」の広告モデルに米MLB「ロサンゼルス・エンゼルス(Los Angeles Angels」に所属する2023年ワールド・ベースボール・クラシック(World Baseball Classic、以下WBC)日本代表(侍ジャパン)の大谷翔平選手を起用した。3月16日から全国で放送を開始するCMに登場するほか、全国の「コスメデコルテ」取扱店の化粧品カウンター約780カ所に大谷選手の新ビジュアルを設置。ほか、伊勢丹新宿本店、三越銀座店、岩田屋本店、名古屋三越栄店、高松三越、そごう大宮店で巨大懸垂幕を、JR大阪梅田駅や仙台駅など全国8カ所に巨大屋外広告を期間限定で設置するなど大規模なプロモーションを行う。
コーセーは2023年から大谷選手とグローバル契約を結んでおり、2月からは「雪肌精(SEKKISEI)」の日焼け止めのビジュアルとCMに登場している。今回の「コスメデコルテ」はコーセーの研究開発力を注ぎ込んだ最高峰ブランドとしての誇りや職人気質、挑戦し続ける姿勢を大谷選手に重ね、起用を決定した。
新CM「自分が整う」編は、2人の大谷選手が登場。人気美容液“リポソーム アドバンスト リペアセラム”を手に「やることをやってきたか。いい顔ができているか。」と自分自身に問いかける構成となっている。向かい合う自分自身を想定しながらの撮影は正確な動作が必要となるほか、繊細な表情の変化も求められたため、スタジオで撮影に挑んだ大谷選手はカメラの動きから自分の表情、目線なども入念に確認し、撮影前には「1発で(決めます)」と宣言をする場面もあったという。
2022年には1918年にベーブ・ルース(Babe Ruth)が記録した13勝&11本塁打の記録を更新。23年のWBCでも二刀流を披露したほか、連日安打や本塁打を放つなどチームの原動力となっている大谷選手。CMのテーマやブランドのポリシーに掛けた「プロフェッショナル、または特定の領域でトップになるとはどういうことか」という質問には「ずっとやり続けられるような、何か好きなことがあったらすごく幸せだと思う。何があっても諦めずにやり続けることが、結果的に一番に近づく近道。それが僕にとっては野球だったので、今はすごく感謝してやらせてもらっています」とコメントを寄せている。
大谷選手を起用した新ビジュアル&CMを記念して、全国約100カ所のカウンターでは“リポソーム アドバンスト リペアセラム”の体感イベントを実施するほか、15日からは特設サイトを公開。ロサンゼルス野球観戦ツアーや商品購入者に抽選で直筆サイン入り賞品が当たるキャンペーンなどを行う。