連載 エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY

美意識は日々の業務で磨ける【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

有料会員限定記事
※この記事は2023年03月29日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

 先日、美容業界の皆さんに「ファッションショーの読み解き方」について、お話させていただきました。先日も話しましたが、ファッションショーを「モデル、かわいいなぁ」とか「こんな洋服、誰が着るの!?」なんて視点以外でも楽しめるようになると、トレンドの背景や時流、台頭する価値観などに敏感になって、結果、美意識は磨かれるようになるのかな?と思っています。

> 時流の掴み方、美意識の磨き方【エディターズレター:FROM OUR INDUSTRY】

 「WWDJAPAN」でも記事を書いたことがありますが、ファッションショーは、デザイナーやブランドからの「問いかけ」の場だと思っています。デザイナーを筆頭にブランドに携わる人たちは、「今って、どんな時代なんだろう?」「そんな時代を生きる人は、洋服に何を求めているんだろう?」「そのニーズを、ブランドらしく表現したらどうなるんだろう?」という思考を繰り返し、「こうなりました。いかがでしょう?」とファッションショーで問いかける。そしてさまざまなリアクションや売り上げというフィードバックを得て、次の「問いかけ」の精度を高めていく。私たちは、こんなことを繰り返しています。

この続きを読むには…
残り908⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。
最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。