ファッション

「ティンバーランド」がエディソン・チャンとコラボ 再解釈した“イエローブーツ”やアパレル

 「ティンバーランド(TIMBERLAND)」は、“イエローブーツ”の呼称で知られる人気モデル“6インチ プレミアム ブーツ”の誕生50周年を記念したプロジェクト「フューチャー 73(FUTURE 73)」の第1弾として、ストリートブランド「クロット(CLOT)」を手掛けるエディソン・チャン(Edison Chen)とのコラボコレクションを3月30日に発売する。「ティンバーランド」の公式オンラインストアや一部店舗で取り扱う。

 コレクションは、エディソンが掲げる“東西の架け橋(East-meets-West)”を体現する“イエローブーツ”と、複数のアパレルアイテムで構成する。“イエローブーツ”は、定番のウィートカラーとミリタリーウエアを彷彿とさせるオリーブカラーの2色を用意。どちらもシャフト部分に、中国の伝統文化において権力や威厳の象徴であるトラをイメージしたグラフィックをプリントし、アッパーサイドからバンプにかけては、仏教の縁起節の一つ“此縁性(しえんしょう)”を意味する漢字をあしらった。また、全てのパーツをリサイクル可能な素材で構築する“ティンバーループ(Timberloop)”を採用している。

 アパレルは、“イエローブーツ”がワークブーツとして着用されてきた歴史と、エディソンのルーツに着想。ワークウエアと東アジアの民族衣装のディテールを融合し、オリーブカラーがベースのアイテムを多数用意する。価格は“イエローブーツ”が3万4100円(税込、以下同)、ロングコートとオーバーシャツが1万7600円、ベストとカーゴパンツが2万900円など。

 「フューチャー 73」は、世界のストリートファッションをけん引する6人のクリエイターが“イエローブーツ”を再解釈するプロジェクト。2023年の1年を通して、エディソンのほかにサミュエル・ロス(Samuel Ross)とウンベルト・レオン(Humberto Leon)、クリストファー・レイバーン(Christopher Raeburn)、ニーナ・シャネル・アブニー(Nina Chanel Abney)、スザンヌ・アウデ・ヘンゲル(Suzanne Oude Hengel)が、“イエローブーツ”とアパレルのコレクションを発表する。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

メンズ32ブランドの猛暑に負けない推しスタイル 2025年春夏メンズ・リアルトレンド

「WWDJAPAN」12月16日号は、2025年春夏シーズンのメンズ・リアルトレンドを特集します。近年は異常な暑さが続いており、今年の夏は観測史上最も暑い夏になりました。ファッション界への影響も大きく、春夏シーズンはいかに清涼感のあるスタイルを提案するかが大切になります。そこで、セレクト各社やアパレルメーカーの展示会取材、アンケートを通して全32ブランドの推しのスタイルを調査し、メンズのリアルな傾…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。