アメリカ・シアトル発のサーマルウエアブランド「スタンレー(STANLEY)」は、保冷・保温効果のあるストロー付きタンブラーの“スリムクエンチャー”シリーズをアップデートし、“H2.0真空スリムクエンチャー”を発売した。“0.88L”(税込7370円)、“0.6L”(税込5720円)に、新しく“414ml”(税込4730円)を加えた3サイズで、各4色展開。「スタンレー」の公式オンラインストアなどで販売中だ。
“スリムクエンチャー”はアメリカのZ世代に人気で、現地では入荷後、即完売状態が続いている。リセールマーケットでは定価の約2倍の価格で売買されており、「ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)」も2022年のヒット商品番付に選んだ。
今回のアップデートでは、フタにフルカバートップの“フローステート3ポジションリッド”を採用。用途に合わせて、フタとしてのみの機能、直飲み、ストロー飲みの3WAYで使用できる。また、ストロー穴の根元部分にシリコンのシールドカバーを施すことで、中身がこぼれにくくもなっている。ボディは、90%リサイクルされたステンレススチールに変更。ハンドル付きの“0.88L”タイプは、ハンドルの外側と内側の両方にコンフォートグリップを採用することで、持ちやすさをアップした。新しいサイズの“414ml”は、“0.6L”よりも一回り小さく、車のドリンクホルダーなどにも適当なサイズとなっている。
スタンレーは1913年に創業。代名詞であるステンレスボトルは、保温性に優れて丈夫なため、アウトドアの愛好家などに支持されてきた。近年は、フードジャーやマグ、クッカー、クーラーボックスなど、ラインアップを拡充。ファッションブランドとのコラボも積極的に行っており、これまでに「サカイ(SACAI)」や「フラグメント(FRAGMENT)」「シュプリーム(SUPEREME)」「アンブッシュ(AMBUSH)」「ブリーフィング(BRIEFING)」などとコラボしている。