「ミュウミュウ(MIU MIU)」はパリ・ファッション・ウイーク最終日の3月7日(現地時間)、おなじみのイエナ宮を舞台に、2023-24年秋冬コレクションを発表した。提案したのは、ニットのツインセットやひざ丈のタイトスカート、フードパーカーといった見慣れたアイテムを用いながら、素材使いや複雑なレイヤードで意表を突いたルック。今季もスタイリングの妙が際立った。
同ブランドは、ここ数シーズン若い世代を中心に再燃している“Y2K”トレンドの火付け役でもある。ショーに招待された多数のセレブリティーやインフルエンサーは、23年春夏コレクションの最新ルックを着用。バンドゥーやブラトップに、アンダーウエアが覗くローウエストのマイクロミニスカートを合わせたり、透け感のあるアイテム同士をレイヤードしたりと、大胆な肌見せを楽しんでいるのが印象的だ。バッグはキルティングレザーのホーボー“ミュウ ワンダー”や立体的なポケットがあしらわれたデザインなど、小ぶりなサイズ感が中心になった。