ビューティ

ビタミンCってY2Kビューティ!?【エディターズレター:BEAUTY ADDICT】

有料会員限定記事
※この記事は2023年03月30日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

 美容成分のビタミンCは長年使われる“鉄板”成分の一つですが、ここ数年やけにビタミンC配合を訴求するブランドが多い気がしています。ビタミンCの肌効果は、言わずもがなですがシワやシミへのアプローチ、コラーゲン産生促進、抗酸化、光老化防止などさまざまです。なぜ今メーカーがビタミンCに着目しているのか気になってきました。そこで化粧品のPR会社に聞いてみると「コロナ禍以降、美容医療やエステに行けず、自身で攻めケアをする方々が増えてきている中で、ビタミンCやレチノールのプロダクトが出てきているのでは」とのこと。納得です。SNS界隈では、“朝にビタミンC、夜にレチノール”と標語のようにいわれているそうです。

 これまでビタミンCは、高濃度で配合すると肌の乾燥や赤み、ひりつきなどが起きやすく、特に敏感肌の人には少しハードルが高い面もありました。しかし、技術の発展とともに高濃度に配合してもマイナス要素がなくなりつつあります。化粧品メーカーの開発力の素晴らしさを実感しています。私自身、21年に発売された低刺激で安定性をクリアした未来型ビタミンCを配合した美容液を5、6個使いきりました。「WWDBEAUTY 2022年下半期ベストコスメ」でビタミンC配合の乳液は1位を獲得し、根強い人気を誇っています。

この続きを読むには…
残り617⽂字, 画像1枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

百貨店やサステナ、デザイナー人事など14のトピックスで記者と専門家が25年を展望 そっくりさん企画復活!

2024年最後の「WWDJAPAN」は、24年を振り返りながら、25年を展望します。「デザイナー人事」「メンズ」「国内アパレル」「スポーツ・アウトドア」「百貨店」「国内セレクトショップ」「サステナビリティ」「バーチャルファッション」「素材」「ジュエリー」「海外ファッション業界のM&A」「ヘアサロン業界」「ビューティプレステージ」「百貨店(化粧品)」という14のトピックスで、「WWDJAPAN」記者…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。

バナーイメージ