老舗アイウエアメーカーの増永眼鏡は、2023年春夏の新作コレクションを発表した。故・高田賢三が立ち上げたライフスタイルブランド 「K三」とコラボレーションした「マスナガ|K三(MASUNAGA|K三)」や主力ブランド「マスナガ シンス 1905(MASUNAGA SINCE 1905)」の全4シリーズを直営店で先行販売中で、4月18日から全国の取り扱い店舗でも順次発売する。
「マスナガ|K三」のアイウエアには、“東西の美の現代的な融合”を掲げて家具やテキスタイルを展開する「K三」のデザインコンセプトを踏襲。新作“タカ”(税込8万2500円)は、リムとインナーリムの二重構造で、日本ならではの美意識である「間の美学」を表現した。テンプルやリムの側面に象られた繊細な模様もポイントだ。
“新たな上質”を提案する「マスナガ シンス 1905」の“チタン”シリーズからは、新作“ブリーカー”が登場。オールチタンで構成したマットブラックとシルバーのカラーコントラストで、上品かつシャープな印象に仕上げた。
昭和天皇に献上した3本のフレームがルーツの“ジーエムエス(G.M.S.)”シリーズからは、新作“GMS-123”(税込6万8200円)が登場。フロントのアセテート素材から透ける日本の伝統模様に、高い職人技を感じることができる。
さらに、1970年の大阪万博でタイムカプセルに収められたフレームがルーツの「光輝」シリーズからは、100番目のモデルとなる“光輝 ワンハンドレッド”(税込4万2900円)が登場。厚さ6mmのフレームや耐久性に優れた7枚蝶番を採用するなど、“光輝らしさ”を盛り込みながらも、クリアな素材や丸みのあるスクエアシェイプで、春夏らしい軽やかなムードに落とし込んだ。
増永眼鏡は「福井に眼鏡産業を持ち込んだ」とされる初代・増永五左衛門が1905年に創業。職人の高い技術力から作られる高級アイウエアは、企画から生産までの200を超える工程を経て自社で一貫して担うことで、メード・イン・ジャパンの高い品質とデザイン性を誇っている。
増永眼鏡
03-3403-1918