大しめ縄で有名な出雲大社をはじめ、縁結びと神々の都として知られる島根県出雲市。そこで生まれ育ったビームスの土井地博さんがこのほど、出雲観光大使に就任した。土井地さんといえば、コミュニケーションディレクターとして(現在は執行役員で子会社ビーアットの社長も務める)さまざまな“ご縁”をつないできたビームスのキーマン。そんな土井地さんに聞いた知る人ぞ知る場所だから、行きたくなること間違いなし。うずうずさせて、“ごえん”なさい!(この記事は「WWDJAPAN」1月23日号からの抜粋です)
日本海が一望できる海洋施設
「マリンタラソ出雲」
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気象条件の良さや温泉の豊富さなどから、度々「ニッポン美肌県グランプリ」で1位に輝く島根。ここ「マリンタラソ出雲」(出雲市多岐町)は、海洋療法を意味するタラソテラピーを取り入れた宿泊施設で、海水を不感温度(33~36℃)に温めた「元気海プール」やペースト状の海藻を体に塗って蒸らす「アルゴハマム」などを体験できる。窓の外に日本海が広がり、歩いて数分のところには県内随一の海水浴場「キララビーチ」もあるぞ。
出雲を愛する4人のこだわり空間
「B.S.K.K」
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代表の大坪厚志さんを筆頭に、モデルの春日潤也さん、「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でアウトドアブランドを統括する児玉敦洋さん、BMXプロライダーの石橋剛仁さんと東京でも活躍する出雲出身の4人が共同で運営する「B.S.K.K(ビーエスケーケー)」(出雲市大社町)。歯科医院だった洋館をリノベーションしたそこは、1階がコーヒーと自家製パンを味わえるカフェ、2階が洋服屋。海や山など自然の遊び場がいっぱいの出雲で、自分たちが実際に愛用しているアウトドアブランドを扱う。
レトロな街で味わう極上の一杯
「サードバレルブリュワリー」
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出雲市平田町の木綿街道は、江戸から明治時代にかけて、木綿の流通で栄えた。そのレトロな街並みに溶け込む古民家で、クラフトビール「サードバレルブリュワリー(3RD BARREL BREWERY)」は作られている。昨年スタートした知る人ぞ知るビールは、イギリス産の麦芽と出雲の水を使って仕込まれ、料理に合うと好評だとか(飲みたい!)。ビールは5銘柄で、英語の「錨」や「帆」「舵」など、船にまつわるネーミングが海に面した出雲ならでは。お土産にしてもよし!その場で飲んでも、もちろんよし!
ビームスジャパンが
出雲大社の参道に!?
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昨年末、「ビームス ジャパン(BEAMS JAPAN)」が常設店として、島根に初出店した。場所は、出雲大社へ続く表参道・神門通りで、出雲大社前駅に隣接。「堀江だるま」が手掛けた“出雲縁結びだるま”や「川島めのう」による“勾玉”、“縁結び”をテーマにしたピンク色のトートやコインケースをはじめ、ここでしか買えない島根・出雲の土産物などがそろう(商品は1月23日紙面掲載当時のもの)。
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ちなみに、土井地さんいわく、出雲へのおすすめの交通手段は、寝台列車。東京駅と出雲市駅間をつなぐ寝台特急「サンライズ出雲」で、朝日とともに出雲へGO!「旅の醍醐味を感じられるはず」と、太鼓判を押す。