眼科医療に特化し医薬品や医療機器を展開する窪田製薬ホールディングスは4月1日、メガネストアーの一部店舗でアイウエア型ARデバイス“クボタメガネ(KUBOTA GLASS)”の販売を開始した。価格は税込77万円だ。
近年問題視されている近視人口の増加は環境要因が大きいと考えられており、その中でも野外活動の減少が大きい要因とされている。そこで“クボタメガネ”はAR技術を応用し、目だけが野外活動をする“目の外遊び”を実現。装着すれば屋内に居ながら、屋外にいるのと同じようにものを見ることができるという。自然光のような広い波長と明るさのマイクロLEDを用いて遠くを見ているような映像環境を再現することで、網膜に負担をかけずにピントを合わせられるのだ。
4月4日、自由民主党所属の平将明衆議院議員が“クボタメガネ”を着用した写真とともに「話題のKUBOTAGLASS!目の外遊びを再現するAR」とTwitterに投稿。続いて河野太郎衆議院議員も「私もかけてみました」と着用した姿を投稿し話題を呼んでいる。売れ行きは好調で、海外からも注目されている。
クボタメガネストア直営店では、“Clear View Project”と題し、不要になったメガネを回収するプロジェクトを行なっている。度が合わなくなった眼鏡やサングラス、老眼鏡を持っていくと、ノベルティグッズがもらえる。