ベイクルーズは4月3日、4年ぶりに対面での入社式を東京・渋谷の本社で行い、60人の新入社員を迎えた。
式典の前には、フォトブースで新入社員のスナップ撮影を行なった。写真は社内用SNSに投稿し人気投票を行う企画で、ファッションを楽しむ気持ちを盛り上げた。思い思いのファッションを身にまとった新入社員が入場すると杉村茂社長は、「東京コレクションかと思うくらいみんな個性があった。もしかしたらなけなしのお金を払ってこの日のためにおしゃれをしてくれたのかもしれないが、その心をずっと大事にしてほしい」とコメントした。また、「ベイクルーズの2022年8月期決算は増収増益で多くの問題を抱えているものの、今後も十分に成長を見込んでいる。これは当社だけでなく、ファッション業界全体においてだ。ぜひ、自信と夢を持って仕事をしていただきたい」とエールを送った。
新入社員で「シティショップ(CITYSHOP)」渋谷店に配属された亀山綾乃さんは、「小さい頃から服が大好きで、ファッションの世界で働くことが夢だった。絶対に入りたいと思っていたブランドに配属になってうれしい。学生時代はインフルエンサーとして活動していた経験もあるので、将来的には自分の知見を活かしてプレスやオリジナルブランドの立ち上げなどに携わってベイクルーズを盛り上げたい」と意気込みを語った。
式後の懇談会では、「山笑う」と「シティショップ」によるコラボ弁当をはじめ、同社の飲食事業を総動員した豪華なデザートビュッフェなどを用意した。会場装飾も社内のチームで行うなど総力を結集して演出した。