オーガニック・ナチュラルブランドの発表会に行くと、「自然由来成分90%以上」のような成分表示の説明を当たり前のように受け、それを至極当然に思っていました。先日、久しぶりに「ヘレナ ルビンスタイン」の発表会に参加したのですが、リニューアルした美容液が97%自然由来成分になったと聞きました。普段、オーガニック・ナチュラルブランドや国産ブランドを担当しているため、外資ブランドに触れる機会が少ないのですが、同僚が「シャネル」や「ディオール」でも自然由来成分比率が高い商品について書いていたことを思い出しました。
その動きはここ1、2年顕著で、「シャネル」は環境に配慮したライン“ヌメロアン ドゥ シャネル”を2022年から展開しています。「ディオール」もベストコスメを受賞する人気の口紅“ディオール アディクト リップスティック”を昨年リニューアルし、自然由来成分90%になりました。ちなみに「ディオール」は30年までに8割の商品を自然由来成分配合率を90%以上にするそうです。いずれもナチュラルにサイエンスを掛け合わせ、限りある自然原料を持続的に使用できるような技術を開発し、実現しています。
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