ファッション
連載 エディターズレター:IN FASHION

過渡期のサステナビリティ。企業の関心は「ある、なし」で2極化【エディターズレター:IN FASHION】

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※この記事は2023年04月11日に配信した、メールマガジン「エディターズレター(Editors' Letter)」のバックナンバーです。最新のレターを受け取るにはこちらから

 先週開催された合同展示会「ファッションワールド 東京2023春」を取材し、出展社や来場者の声を聞く中で、ファッション産業×サステナビリティの関係は一つの段階を終え、新しい局面を迎えていることを実感しました。

 簡単に言うと、“サステナブーム”は一段落した印象です。ファッションビジネスにとって新しい分野である“サステナビリティ”はここ数年、「それが何であるか」と言う好奇心や「取り組まないといけないらしい」危機感、コロナ下での生活・ビジネス環境変化などが相まってちょっとしたブームが起きました。そして再び消費が動き出した今、業界の関心も再び「売れるもの」へ向かっています。その結果、サステナビリティへの関心&アクションは「ある人と、ない人。ある企業とない企業」で分かれつつあります。一過性のトレンドとしてサステナビリティを捉えていた人たちは早くも退場、の気運です。

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