「マーク ジェイコブス(MARC JACOBS)」は、日本国内で初めてとなる学生支援プロジェクトを開始した。その第1弾として文化服装学院とパートナシップを組み、アイコンバッグの一つである“ザ トート バッグ”のアートワークコンペティションを実施した。
コンペティションでは、文化服装学院の在校生が独自のリメイクデザインを提案し、一次のイラスト画での審査を通過した16人が作品を制作。「マーク ジェイコブス」のアートディレクターの審査を経て、優勝者を含む上位3位を決定した。上位3人の作品は、マーク ジェイコブス ジャパンの公式インスタグラムに掲載するほか、「マーク ジェイコブス」が手掛ける本屋「ブックマーク(BOOKMARC)」で4月14〜20日の期間、展示する。
今回の学生支援プロジェクトは、世界へ羽ばたく未来のデザイナーやクリエイターを応援し、一人ひとりの個性を尊重し、才能を照らす支援を行いたいというブランドの観点によって生まれた。今回のコンペティションでは、「学生たちにとってバッグとは?」という観点から、ユニークなアイデアが競われた。学生が提案したのは、各学科での知識や技術がふんだんに取り入れられたもので、バッグをウエアに変形させたものや切り込みを入れたもの、ビーズやニット、シャイニーな素材など幅広い種類の素材を使ったもの、授業の課題で余った布をアップサイクルしたものなど、創造性に溢れたアイデアが寄せられたという。「マーク ジェイコブス」は今後も若者を支援する取り組みを継続的に行っていきたいとしている。