大阪・関西万博の関連イベント「すみのえSDGsアクション/大和川スマイルプロジェクト」が4月2日に開催された。2025年の万博会場の夢洲に流れ込む大和川の河川敷を会場に、SDGsをテーマにしたファッションショー、川の清掃活動や環境問題を学ぶ取り組みなどを通じて、万博への機運を醸成させた。
ファッションショーでは、大阪モード学園の学生が川のゴミのプラスチック廃材などを用いたドレスを披露したり、500人の子供たちの笑顔がプリントされた巨大なドレスが登場したり、バラエティーに富んだ内容で来場者の目を楽しませた。清掃活動では地元住民など約530人が参加して、大和川の精霊から生まれたキャラクター「ヤマトちゃん」と一緒に河川敷のゴミを拾い集めた。
笑顔の巨大ドレスの制作やイベント企画などを行ったNPO法人「MERRY PROJECT」の水谷孝次氏は「万博のテーマは『いのち輝く未来社会のデザイン』。大和川の再生の思いをカタチにするために、8カ月アイデアを考えてやってきた」と話す。