三井不動産は4月17日、大阪・門真に「三井ショッピングパーク ららぽーと門真・三井アウトレットパーク 大阪門真」をグランドオープンする。パナソニックの工場跡地に建設した地上1〜4階建て施設の1、3階が「ららぽーと」で、2階が「三井アウトレットパーク」、4階が庭園という作り。「ららぽーと」と「三井アウトレットパーク」の複合施設は今回が初で、「日常から非日常のニーズまで、ワンストップでの買い物をかなえる」(若林瑞穂 三井不動産常務執行役員 商業施設本部長)。
「ららぽーと」には153テナントが出店。目玉は3階に出店した日本再上陸後常設1号店の「フォーエバー21(FOREVER 21)」や、大阪の台所と呼ばれるミナミの商店街、黒門市場公認の1階フードコート・食物販の「黒門市場」など。
2階の「三井アウトレットパーク」は、3月12日に閉館した「三井アウトレットパーク大阪鶴見」を移転・拡張リニューアルしている。売り場面積テナント数は34店増えて98店となった。「ポロ ラルフローレン(POLO RALPH LAUREN)」「マイケル・コース(MICHAEL KORS)」などの外資ブランドや国内セレクトショップ、スポーツブランドなどがそろう。
「広域からの集客が見込めるアウトレットと、門真の足元商圏の日常消費に対応するららぽーとという二軸でトライアルを重ねていく。商業施設を作り続けるという中で、お客さまに(ハイブリッド型施設で)新しい刺激を提供する必要がある」と若林常務執行役員。初年度は年間1500万人の集客を見込み、売り上げ目標は460億円。