4月17日発売の「WWDJAPAN」は、毎シーズン恒例のトレンドブックです。今シーズンもパリとミラノ、ニューヨーク、そしてロンドンの100を超えるブランドから、キーワード(ムード)、スタイリング、アイテムや素材、色柄、ディテール、そしてバッグ&シューズにおけるトレンドを見出し、豊富な写真と共にまとめました。今まさに2023-24年秋冬シーズンのモノづくりを進めている企画担当者、消費者の共感を得るためのキーワードを探しているプレスやEC担当者、店頭での表現方法を考案中のVMD担当者、半年先のコンテンツを考え始めたメディア関係者、そして、店頭スタッフ。次の秋冬商戦を盛り上げるため、全ての業界関係者に読んでいただきたい一冊に仕上がっています。
特集では、次のシーズンに気になったムードやブランドを、3人のバイヤーに聞いています。ユナイテッドアローズ(UNITED ARROWS)は、モードに着こなすテーラードと大人っぽいセンシュアルで、Y2Kとは違う雰囲気を表現したいと主張。伊勢丹新宿本店のリ・スタイルは、テーラードジャケットはエッジの効いたギミックがカギを握ると考えました。また阪急うめだ本店のディー・エディットは、オーバーサイズのジャケットは12月まで提案できると教えてくれました。それぞれが感じとったムードや買い付けたブランド、店頭でプッシュしたいスタイルやアイテムをリポートしています。
またトレンドブックでは、米「WWD」が捉えた5つのトレンドも紹介。東京コレクションで顕在化した2つのムードについてもまとめたほか、一足早く24年春夏シーズンの素材トレンドもまとめました。さらにはミラノ&パリコレクションの取材担当者と、日本のマーケットをよく知る記者によるトレンド座談会も掲載。ショー会場周辺のスナップや、今日本の店頭で売れているものから、ランウエイでは目立たなかったダークホース的なアイテムにも光を当てています。
「WWDJAPAN」は、4月18日には、このトレンドブックをフル活用したトレンドセミナーを開講します。セミナーでは、ミラノとパリのコレクションを取材した記者による現地リポートを皮切りに、バイヤー&企画担当者と考える23-24年秋冬の「売れるトレンド」分析、そしてリクエストの多かったバッグ&シューズリポートまでをお送りします。受付申し込みは、前日お昼くらいまで!ふるってお申し込みください。
PHOTO:PRADA
DESIGN:JIRO FUKUDA