ニューヨーク発のブランド「サンディー リアング(SANDY LIANG)」が、「サロモン(SALOMON)」とコラボレーションした2型のスニーカーを発表した。価格はどちらも190ドル(約2万5000円)で、4月28日に「サンディー リアング」の公式オンラインストアとニューヨーク店で世界先行発売したのち、5月5日から「サロモン」の公式オンラインストアや一部セレクトショップなどで取り扱う。
両者のコラボは、今回が初めて。デザイナーのサンディー・リアングが米「WWD」に語ったところによると、2022年春夏コレクションの制作時にルックに合うスニーカーを探していたところ、ある人物がオフィスに訪れた際に「サロモン」のスニーカーを着用しており、これがきっかけで両者の関係がスタートしたという。
コラボスニーカーは、「サンディー リアング」23年秋冬コレクションのランウエイで披露され、「サロモン」の人気モデル“XT-6”と“RX MOC 3.0”をベースに採用した。“XT-6”は、リアング=デザイナーが好きな「サンリオ(SANRIO)」と「ポケットモンスター(POCKET MONSTERS)」の世界観に着想したピンクのアッパーが特徴。一方“RX MOC 3.0”は、「メッシュの隙間からペディキュアが見えたら、ちょっとかわいいかもしれないと思った」と、アッパーに目の粗いクリームカラーのメッシュを採用している。
今回のコラボについて、リアング=デザイナーは「私は『サロモン』のファンで、常に“RX MOC 3.0”を着用して毎日のスタイリングを組んでいる。コラボは、密かな夢の1つだった」とコメント。また、ブライアン・ディアス(Bryan Diaz)「サロモン」マーケティング・マネージャーは、「両者のコラボは今後も継続する可能性が高い」と語った。