「メゾン マルジェラ(MAISON MARGIELA)」は、2月のミラノ・ファッション・ウイーク中に発表したカプセルコレクション「シグネチャー ホワイト」を4月26日に発売する。同コレクションは、メゾンの遺伝子の鍵となる白の特性への継続的なフォーカスと、メゾンのテクニックである“ビアンケット”の実践を探求している。ラインアップしたのは、ジェンダーレスなワードローブで、ジャケット(17万9300円)やシャツ(16万9400円)、パンツ(15万2900円)など。
現行品のみならずジョン・ガリアーノ(John Galliano)による男女共通のプレタポルテライン「コー エド(Co-Ed)」コレクションや、ジェンダーレスで普遍的なフォーマルスタイルを提案する「アイコンズ」コレクションの復刻版からもセレクトしている。直営店と公式オンラインサイトで取り扱う。また、発売に際して、メゾン マルジェラ オモテサンドウと心斎橋パルコ店では、ポップインストアとインスタレーションを開催する。
1988年に「メゾン マルジェラ」が誕生して以来、白はさまざまなニュアンスと表現で登場してきた。今回のキュレーションは、メゾンによる白の技術的・哲学的研究と、白に反映される永続性と多様性に基づいた提案を行うもので、一度きりのプロジェクトになるという。