ウェブでは現在、「WWDJAPAN」4月24日&5月1日合併号の特集を切り出した特集企画【90年代リバイバルの源泉】をアップしています。店頭でも、最新号として絶賛販売中です。アラフォー(ギリ。今年からアラフィフw)の私にとって、今回の特集はまさにリアタイ世代。校了日の原稿チェックは、もはや一読者として普通に楽しんでしまいました(笑)。
ファッションのみならず、ドラマ、音楽あたりでも90年代後半から00年代のリバイバルが顕著です。かくいう私も現在、フジテレビのオンデマンドサービス「FOD」で、「愛という名のもとに」とか「古畑任三郎」「救命病棟 24時」マラソンをしております。GWは、コレにどっぷり浸かってしまいそうです。
昔のドラマを見始めると、自分が頻繁にウェブ検索してしまうことに気づきます。「あぁ、この俳優はどうなったんだろう?」とか「この主題歌、どうヒットしたんだっけ?」などでしょうか?エンドロールで当時はその他大勢的な扱いだった俳優の名前を見つけると、またまた検索を始めてしまいます(笑)。もう当時を忘れているから、でも記憶が蘇ってくるから、調べ始めると止まらないのです。
当時はまだまだインターネット黎明期だったせいで、こうした情報はかなり積極的に探さないと出合えないことに気づきます。そしてこの時、下の記事で「ビューティビースト」の山下隆生デザイナーがおっしゃっていた「(90年代は)若い世代にとっては、謎に包まれている印象があるのかもしれない」の感覚を体感したのです。
当時を知る私でさえそうなんだから、知らない若い世代にとっては、古着屋同様に“ディグる”感覚が楽しく、何か面白いことを見つけたらシェアしたくして仕方なくなるのは当然でしょう。こうして90年代、情報がネットにそんなに落ちていない年代は、若い世代にとって魅力的な存在になっているのでしょうね。
ちなみに今私が言いたくて仕方ないのは、「救命病棟 24時」の第4シリーズで矢柴俊博さん演じる、耳鼻科から異動してきた野口先生が、本作では上手くできなかった緊張性気胸からの救命を、特別編では的確にこなしているという1シーンです。え、どうでもいい?でも、言いたくて仕方ない。私は、矢柴さんのインスタまで見入ってしまいました。自分の発見は、そのくらい価値あるものなんです(笑)。
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