「コールマン(COLEMAN)」は、アウトドアとアートを融合する新プロジェクト“コールマン アート プロジェクト(COLEMAN ART PROJECT)”を始動した。“アートを外へ持ち出そう!”をコンセプトに、作家の作品をグラフィックなどに採用したキャンプギアを販売する。中里豊コールマン ジャパン社長は「キャンプは1970年代から日本でも浸透し、当初は家族で楽しむのが一般的だった。しかし今、コロナを経て、若い友人同士やソロキャンプなど、スタイルやニーズが多様化している。一方でキャンプギアは、アースカラーをベースとした画一的なデザインばかり。もっといろんなデザインがあっていいのでは」とプロジェクトの意義を語る。
同プロジェクトでは年に一度、1組のアーティストを起用する。第1弾は、現代アーティストのジュン・イノウエ(JUN INOUE)を起用した。“多様性”を表現したブラックベースのアートワークと、“色の力”をキーワードにしたカラフルなアートワークの2種類をアイテムに落とし込んだ。コンパクトテント(3万9600円税込、以下同)やシェルター(11万2200円)、シェード(1万9800円)といったキャンプギアのほか、クーラーボックス(8万9980円)、折りたたみ可能なチェア(9790円)やテーブル(2万6950円)、ピクニックマット(6050円)、ワゴン(1万9580円)と幅広いレジャーに使える全8アイテムをそろえる。イノウエは「これまでも複数の企業とコラボしてきたが、『コールマン』はユーザー数が段違い。自分のアートがより多くの人の手に渡ると思うと、今からワクワクする」とコメントした。