メイキップは、主力製品のオンライン試着サービス「ユニサイズ(UNISIZE)」の大幅なリニューアルを行う。デザイン雑誌「AXIS」を発行するアクシスの「AXISデザイン研究所」と組み、ロゴやUIデザインを刷新するほか、新機能も追加する。「ユニサイズ」は250サイト以上に導入され、200万MAU(月間アクティブユーザー数)を持つ。オンライン試着サービスでは、競合の「バーチャサイズ」とシェアを分け合っている。デザインの刷新で、海外展開とシェア拡大にはずみをつける。
メイキップはセプテーニとドリコムを経て、柄本真吾社長CEOが2015年2月に創業、16年から簡単なアンケートに答えるだけで体型にあったサイズの商品をオススメする「ユニサイズ」をスタートした。2019年には日鉄物産(現MNインターファッション)が出資している。
今回のデザイン刷新では、AXISデザイン研究所のサポートも受けながら国内外のユーザビリティー評価や感性評価だけでなく、定性分析やコレスポンデンス分析なども組み合わせている。
6月中旬に実装を予定しており、今後は新機能の追加も行う。