ファッション

【スナップ】デムナ出身地トビリシはテクノ×Y2Kが新潮流 脱ストリート進む

「メルセデス・ベンツ・ファッション・ウイーク・トビリシ(MERCEDES-BENZ FASHION WEEK TBILISI)」がジョージアの首都トビリシで5月4〜8日に開催された。同イベントの実施はコロナ禍を経て約3年半ぶり。主にヨーロッパが拠点のエディターらが参加し、メディアは「ヴォーグ(VOGUE)」イタリア版と中国版のほか、「ヴォーグ ビジネス(VOGUE BUSINESS)」「デイズド(DAZED)」「ファッキン ヤング(FUCKING YOUNG)」「ファッション ネットワーク(FASHION NETWORK)」など。

デムナ(Demna)=「バレンシアガ(BALENCIAGA)」クリエイティブ・ディレクターの出身地であるトビリシでは、彼の世界観を感じさせるストリートスタイルが主流だった。今季はややフェミニンに変化し、Y2Kの雰囲気を取り入れたスタイルへと進化していた。トップスはオーバーサイズのフーディーに代わり、ボンバージャケットやテーラードジャケット、ライダースジャケットが目立った。ボトムスでは、今季のトレンドアイテムの一つであるカーゴパンツやダメージ加工が施されたワイドジーンズが人気を集めた。アウターの下にはクロップドTシャツやチューブトップスを合わせて肌を露出し、シャープなラインのサングラスとチューカーなどのアクセサリーで、テクノミュージックが盛んなトビリシらしい、アンダーグラウンドな雰囲気も特徴的だった。

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