「WWDJAPAN」5月15日号の特集は「どうする!?人手不足」です。あらゆる仕事で人材難が顕著になっていますが、ファッション業界では店舗の販売員、ビューティ業界ではサロンの美容師の人手不足が深刻化しています。その現状を正しく把握するとともに、有力企業による対応策を報告します。
ファッション業界の販売員については主要企業にアンケート調査を実施し、いま抱える課題を明らかにします。また各社の人事・採用担当者による覆面座談会を実施し、販売の現場で何が起こっているのか、赤裸々に語ってもらいました。構造的な問題にどう取り組むかにについてセレクトショップ大手のベイクルーズの杉村茂CEO、パルの小路順一取締役がインタビューに答えています。
ビューティ業界のサロンで働く美容師は資格を持ったプロフェッショナルですが、労働条件の厳しさもあって離職者が多いのが実情です。業界最大級の求人媒体を運営するセイファート、大手美容ディーラーのガモウ関西、さらにサロンを代表して「チョキベタ」と「タヤ」の対策を紹介します。休眠美容師や外国人の活用といった新しい動きも生まれています。
ミニ特集では、インテリア・デザインの祭典「ミラノサローネ」でホームコレクションの新作を発表したジョルジオ・アルマーニ氏にインテリアへの思いをたっぷり聞いています。また時計見本市「ウィッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」での取材をもとに、好景気が続く高級時計ブランドの動向をリポートします。
ファッションパトロールでは、一部で熱烈なファンを持つZOZOの決算資料上の“ドラマ”の裏側を紹介します。1年間続いた“ドラマ”の徹底解説を試みました。
PHOTO : MORIHIKO OHTA
DESIGN : JIRO FUKUDA