ビューティ・インサイトは、「WWDJAPAN Digital」のニュースを起点に識者が業界の展望を語る。今週は、表参道エリアのビューティショップと大阪の百貨店が手掛ける新ゾーンの話。(この記事はWWDジャパン2023年5月15日号からの抜粋です)
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4年ぶりに「行動制限のない」ゴールデン・ウィーク、原宿の竹下通りでは大混雑で人が進めない状況が発生するなど、都内はコロナ禍以前のにぎわいを急激に取り戻しているように見える。しかし、周辺の街並みは4年前と大きく変わろうとしている。原宿~表参道エリアの大規模な再開発により、新しい複合施設の建設が続く傍らで、コロナ禍の影響でクローズした店舗に新しいテナントが入り始めるなど、人の流れが変わるような変化が起こっている。
原宿・表参道エリアはビューティショップ天国に
ビューティショップの地図も大きく変貌を遂げた。JR原宿駅から国道246号線の間だけでも、徒歩圏内のエリアに多岐にわたるビューティショップが点在している。原宿のランドマークとなった「アットコスメトーキョー」をはじめ、隣接するウィズ原宿の「資生堂ビューティースクエア」「シャネル ビューティハウス」「シュウ トウキョウ メイクアップ ボックス」、表参道ヒルズの路面には「ディオール ハウス オブ ビューティ」「ヴァレンティノ ビューティ」「イヴ・サンローラン・ボーテ」とプレステージブランドが軒を連ね、その裏手には「アスレティア 表参道」がある。さらにキャットストリート沿いに「メゾン マルジェラ “レプリカ” フレグランス」、LVMHグループから投資を受けて話題となった新進ブランド「アーレス」もほど近くに1号店をオープンしている。
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