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スノーピーク1〜3月期は減収減益 製品値上げも響く

スノーピーク2023年1〜3月期は、売上高が前年同期比8.5%減の64億円だった。1月に実施した製品値上げが足かせになった。アウトドア専門店による在庫過多を受け、卸売販売も伸び悩んだ。一方、直営店とECの売上高は微増した。

営業利益は同72.5%減の2億5700万円。人件費や地代家賃の増加などで販管費が膨らんだ。純利益は同61.7%減の2億4500万円だった。

右肩上がりの成長を遂げてきた同社は、コロナ禍のキャンプブームで成長速度を増してきた。だが「アウトドア業界は新型コロナウイルス感染症の落ち着きにより、昨年夏ごろより潮目が変わってきた」(同社)という。前期(22年12月期)は円安によるコスト増もあって最終利益が3年ぶりの減益になった。

2月発表の23年12月期連結業績予想は据え置く。売上高が前期比17.0%増の360億円、営業利益が同36.1%増の50億円、純利益が同46.4%増の28億円を見込む。

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