ファッション

「オールモストブラック」ד花のピカソ”勅使河原蒼風のエキシビション開催 24年春夏も展示

「オールモストブラック(ALMOSTBLACK)」は、2023-24年秋冬と24年春夏コレクションの一部と、いけばな草月流の創始者である勅使河原蒼風の作品を展示するエキシビションを、東京・赤坂の草月会館イサムノグチ石庭“天国”で5月24〜29日に開催する。

“花のピカソ”と言われる勅使河原蒼風(1900-1979)は、樹塊を用いた巨大な作品や、花を使わない立体作品、コラージュ絵画などの多くの作品を通じて数々の斬新な表現を生み出した。サルバドール・ダリ(Salvador Dali)やジョアン・ミロ(Joan Miro)、イサム・ノグチ、オノ・ヨーコ、丹下健三、土門拳、石元泰博ら、ジャンルを超えて交流を深めたことでも知られる。「オールモストブラック」は、同氏をテーマにしたコレクションを23-24年秋冬と24年春夏シーズンに制作しており、今回のエキシビション開催に至った。

中嶋峻太「オールモストブラック」デザイナーは、「私たちのブランドは2シーズンを通して同じアーティストをテーマにコレクションを発表している。今回のエキシビションでは、草月流の本社でもある草月会館にて、勅使河原蒼風氏と昔から親交があり、 2020年春夏シーズンに私たちとコラボレーションしたイサム・ノグチ氏デザインの石庭“天国” にて、蒼風氏の作品と共に展示する。アーティストの作品と共にエキシビションを開催する機会はとても貴重であり、私たちの夢でもあった。素晴らしい空間で、ぜひみなさまに見ていただきたい」とコメントした。

■SOFU TESHIGAHARA ALMOSTBLACK EXHIBITION
日程:5月24〜29日
会場:草月会館 イサムノグチ石庭 “天国”
住所:東京都港区赤坂7-2-2
時間:10:00〜17:00
入場料:無料

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

2025年春夏ウィメンズリアルトレンド特集 もっと軽やかに、華やかに【WWDJAPAN BEAUTY付録:2024年下半期ベストコスメ発表】

百貨店、ファッションビルブランド、セレクトショップの2025年春夏の打ち出しが出そろった。ここ数年はベーシック回帰の流れが強かった国内リアルクローズ市場は、海外ランウエイを席巻した「ボーホー×ロマンチック」なムードに呼応し、今季は一気に華やかさを取り戻しそうな気配です。ただ、例年ますます厳しさを増す夏の暑さの中で、商品企画やMDの見直しも急務となっています。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。