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イオンモールが衣料品廃棄ロスのイベント実施 10日間で35トンの不要衣料品を回収

イオンモールは、アースデーである4月22日を含む、4月14日から23日までの10日間を「イオンモールのアースデー」とし、地球環境について考えるきっかけとなるさまざまな取り組みを行った。開催3年目となる今年は、衣料品廃棄ロスをテーマに行政機関や地域団体、パートナー企業と連携し、不要な衣料品を回収しリユースする取り組み「幸服リレー」を開催。期間中に126店舗が各1、2日ずつ実施し、合わせて35トンを回収した。持参した人へのポイントなどのインセティブ付与は今年から行っていない。

回収・リサイクルの実務は、繊維製品の回収および循環再生事業を行うビーピーラボ(BPLab) と連携した。ビーピーラボは、繊維製品分別処理工場と再資源化工場を経てペレットなどの原料やウェスや吸着マットなどの資材へリサイクル。「日本再生資源事業協同組合連合会指定様式」のリサイクル化証明書を回収後1か月以内にイオンモールへ提出する。

イベントの成果について「不要になった衣料品をお持ちいただくアクションが環境に寄与するものだと共感してもらえる機会になった。今後は、スポット的に実施するのではなく、常設し継続していくことで、環境保全活動を身近に感じてもらう予定」とイオンモール広報。また、より共感を得るために「回収したものがどういうものに生まれ変わっているのかを次世代の子どもたちなどにも見せていく必要がある。衣料品廃棄問題の他にも、地域の課題に対応していくことが、地域とともにあるイオンモールのミッションだ」と話している。

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