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髪の“質感”を徹底討論! サロンクオリティーの仕上がりをかなえるスタイリングオイル新登場

花王のヘアコスメティクスブランド「リーゼ(LIESE)」は、10月2日から一部チェーンで新商品“ニュアンススタイリングオイル”を発売する。それに先駆け、7月3日から全国の「ロフト(LOFT)」で先行発売。“+SILKY”“+MOIST”“+SOFT WET”“+WET”の4つの仕上がりの質感から選ぶことができ、つけた瞬間から夕方までサロン仕上げのニュアンスをかなえる。

「サロン帰りの質感を自分でも再現したい」「夕方まできれいな質感を持続させたい」。“ニュアンススタイリングオイル”はそんなニーズに応える、髪の“質感”にこだわったヘアオイルだ。

ヘアオイルは プロも“必需品”
髪質や求める仕上がりにあった1本を

ヘアスタイリングにおいて、髪型とヘアカラーを意識する人は多い。ただそれ以上に大事なのが「髪の“質感”」。そう口をそろえるのは、高感度な女性に支持を得るヘアサロン「コクーン(Cocoon)」のSAKURAディレクター、人気ヘアメイクアップアーティストの福岡玲衣だ。2人に理想の髪の質感をかなえるスタイリング剤選び、スタイリングする際のコツを聞いた。

WWD:髪の“質感”がなぜ重要なのでしょうか。

SAKURA「コクーン」ディレクター(以下、SAKURA):私たち美容師は、お客さまの髪の悩みを解決してあげることも仕事の一つ。質感は、お客さまがすごく気にされる要素ですね。「髪が固く見える」「乾いてパサついている」といったお悩みをよく聞きます。そういうときには、髪に濡れ感やツヤ感を手軽にプラスできるオイルスタイリングを提案させていただくことが多いです。

ヘアメイクアップアーティスト 福岡玲衣(以下、福岡):髪の“質感”は、撮影の現場では常に意識します。カメラのストロボを強めに焚く場合は、モデルさんの髪をウェットにしすぎるとくどい印象になるな、とか。メイクが個性的なら髪はナチュラルにすると収まりがいい、とか。クリエイティブ全体のバランスを決める重要な要素です。

WWD:普段の仕事ではヘアオイルをどのように使っていますか。

SAKURA:「コクーン」では、スタイリストが各々でヘアスタイルや髪質に合わせてスタイリング剤を選びます。でも、ヘアオイルだけは共用のワゴンに常備して、皆が手の届きやすいようにしていますね。そのくらい使う頻度が多いんです。

福岡:私たちヘアメイクにとっても、オイルは必需品です。パーマヘアのスタイリングにはムースとオイルを混ぜて使う。スタイリングに重みをプラスしたいときはワックスとオイルですね。他のスタイリング剤と組み合わせて、質感に幅を出せるのもすごく便利。

SAKURA:昨今のトレンドのブリーチヘアも、オイルをしてこそ綺麗に仕上がりますね。

今どきオイルスタイリングのコツは
「たっぷりと、髪の根元から」

WWD:ヘアオイルを使ったスタイリングのコツは?

SAKURA:使用する「量」ですね。今より少し多めを意識してみていただきたいです。ふと髪をかき上げた時の濡れ感や、前髪のさりげない束感が、洗練されて見えるポイント。だからこそ、髪の根元からしっかりとオイルをつけてあげてください。街中を歩いていても、「もっとオイルをつけたほうが圧倒的にかわいいのに!」と思うことがよくあるんです。

福岡:スタイリングの形をドライヤーである程度作ってから、仕上げに毛先だけオイルをつける方も多いのではないでしょうか。それだと動きのあるスタイルになりにくいんです。髪に空気を入れるイメージで、逆立てながらオイルをなじませてみてください。きっと動きのあるシルエットが作れるはずです。

WWD:市場に出ているヘアオイルは髪のケアに重点を置いたものが多い印象だ。

福岡:オイルスタイリングをするなら、やっぱりスタイリング用のオイルを選ぶのがベター。私は撮影でも、スタイリング用のオイルを数種類使い分けて仕上げています。ただそれは一般の方にとっては少しハードルが高いかもしれません。

SAKURA:サロンでは、お客さまに喜んでいただいたヘアスタイリングを、ご自宅でも再現できるようレクチャーすることも大事。お客さまの髪質に合わせて、理想の質感を1本でかなえられるようなスタイリングオイルがあれば、私もぜひお薦めしたいと思います。

 

美容師のサロンワーク研究から導き出した
4つの“質感”のバリエーション

「リーゼ」の“ニュアンススタイリングオイル”は、髪質、髪の長さ、スタイルに合わせてなりたい質感を選ぶことができる。指通りなめらかで軽やかな質感の“+SILKY”、しっとりまとまるツヤやかな“+MOIST”、繊細な束感で程よい濡れツヤ感の“+SOFT WET”、洗練されたタイトウェットな“+WET”。

こだわりは「質感バランス処方」。髪をコーティングする剤の種類と髪への残り方を、それぞれのタイプに合わせて独自設計した。これにより、オイルスタイリングに初めて挑戦する人や、これまで上手くいかなかった人でも、髪になじませるだけでそれぞれの質感が再現できる。補修を目的としたケア用のオイルとは違い、揮発性を抑えることで仕上がりが長く持続するのも特徴だ。

濡れ髪やブリーチカラーの流行も後押しし、バラエティーストアやドラッグストアにも多くのヘアオイル製品が並ぶようになっている。「リーゼ」は昨年、「ヘアオイルを使ってスタイリングした髪の質感」に関する満足度を800人を対象に調査した。すると朝スタイリングした直後に「なにかしら不満がある」と答えた人は71%にのぼった。さらに時間がたってからの仕上がりについては、不満を持つ人の割合が79%に増加した。

「ケア用オイルとスタイリングオイルの違いってあまり意識しないですよね。実は私もそうでした」と花王リーゼ担当者。「サロン帰りの素敵な質感を、家でも手軽に再現したい。そんな方にこそ、『リーゼ』のスタイリングオイルを使ってみていただきたいです」。

問い合わせ先
花王生活者コミュニケーションセンター(消費者相談室)
0120-165-692