ジャンポール・ゴルチエ(Jean Paul Gaultier)の半生を描くミュージカル、「ファッション・フリーク・ショー(FASHION FREAK SHOW)」が、5月19日に東京で開幕した。アジア初上陸となった同ミュージカルは、6月4日まで東京・東急シアターオーブで全21回公演したのち、大阪・フェスティバルホールで全7回公演する予定だ。
実際にパリコレを飾ったオートクチュールが200着以上登場するほか、同ミュージカルのために描き下ろした新作デザインの数々も見どころだ。
また、楽曲は、マドンナ(Madonna)の「ライク・ア・ヴァージン」やデヴィッド・ボウイ(David Bowie)の「レッツ・ダンス」を生み出した音楽プロデューサーのナイル・ロジャーズ(Nile Rodgers)が、振り付けは、マドンナやクリスティーヌ・アンド・ザ・クイーンズ(Christine and the Queens)のダンスを手掛けた振付師マリオン・モーティン(Marion Motin)が担当し、コンテンポラリーからストリート、ジャズまで多岐にわたるダンスが作品を彩る。
なお、日本公演スペシャルゲストとして、江口拓也、城田優、OWVの中川勝就、ナジャ・グランディーバ、七海ひろき、美弥るりからが出演する。
初日公演に駆けつけたゴルチエ愛の溢れる来場者をスナップし、コーディネートのポイントやショーの感想、ゴルチエの魅力を聞いた。さらに、学生時代以来ゴルチエとの再会を果たした篠原ともえにも、ショーを見た感想などを聞くことができた。
会場では、爪リングやコーンブラ、缶バッグなど、ゴルチエの歴代アイテムが散見されたほか、ゴルチエが流行させた男性のスカートなど、自由にファッションを楽しむ来場者が多く見られた。