⼀般社団法⼈⽇本⽪⾰製品メンテナンス協会は、「靴磨き選⼿権⼤会2023」を実施する。6⽉1⽇にエントリーを開始する。
今大会から、ファーストラウンド(大阪9⽉9〜10⽇、東京10⽉7〜8⽇)とファイナルラウンド(東京11⽉18〜19⽇)の3ラウンド制で競う。大阪での開催は初めてだ。ファーストラウンドには最大64人が出場し、上位6人ずつがファイナルラウンドに進む。
選⼿はクロス(布)やブラシを持ち込むことができ、新品の靴を磨く。過去の優勝者やレザー関係者などからなるジャッジが、テクニカルポイント(基本的な技術)とプレゼンテーションポイント(表現⼒)の2項目で審査する。ファイナルラウンドでは、オーディエンス審査も予定する。
出場希望者はイベント管理システム「ピーティックス」でチケットを購⼊し、エントリーする。
各会場では競技以外に、ワークショップや靴磨き教室などのイベントも行う。また、出場者を掲載する「選⼿名鑑」も発刊予定だ。
今月ロンドンで開催された「ワールド チャンピオンシップ オブ シューシャイニング2023」で優勝し、“靴磨き世界一”の称号を手にした林田直樹「ブリフトアッシュ 札幌」オーナーも出場を表明しており、「日本の靴磨きの技術は最高峰。そこで勝つのは、世界で戦うより難しいだろう。ただし出場するからには当然、今大会での優勝も目指す」と意気込みを語った。
「靴磨き選⼿権⼤会」は2018年にスタート、コロナ禍の影響で3年ぶりの開催となる。なお、20年までは三越伊勢丹が主催していた。