月額制のファッションレンタル事業を展開するエアークローゼットがこのほど、同サービスにおける脱炭素・資源循環効果の推計結果を発表した。
同社は、令和4年度に環境省が公募した「デジタル技術を活用した脱炭素型資源循環ビジネスの効果実証事業」に参画。この結果、二酸化炭素と廃棄物において、それぞれ19%と27%の排出量削減効果が期待できると発表された。この削減割合は、通常の販売モデルである「全ての衣服をユーザーが保有し、使用後は可燃ゴミとして廃棄する」と比較して算出されたもの。衣服の生産量削減により二酸化炭素と廃棄量の削減効果が期待できること、原料調達・生産過程での工程ロスや衣服のリサイクルによる焼却処分の削減が期待できることが今回の推計結果につながった。