松屋銀座本店は、屋上で「美しくなるビアガーデン」の営業を26日から始めた。同店の夏の名物イベントだが、コロナ禍の影響で制限のないフル開催は4年ぶり。今年は「ミートパワー」をテーマに、肉(meat)と会合(meet)で心身をパワーチャージできるBBQコースを提供する。
一番人気のスタンダードBBQ「ミートパワー」コースは120分飲み放題で、BBQ盛り合わせ(牛サーロイン、国産豚、国産若鶏、スモークベーコン、ソーセージ)、旬の三浦野菜の冷製スープ、彩りチョップドサラダ、野菜の盛り合わせとベジタブルシート、シメのドライカレーで1日6000円。イタリアのスパーリングワイン「フランチャコルタ」の飲み比べができるバーも設置する。
同店のビアガーデンは、コロナ禍で20年は休業、21年は客席を間引きした上での1カ月半での短縮営業、22年も同様に3カ月の短縮営業を余儀なくされた。今回はコロナ前の19年を13席上回る256席を設け、営業も4カ月間と平時に戻す。19年並みの売上高を見込む。
6月29日には「松崎煎餅」「空也」「木村屋総本店」など銀座に拠点を置く和菓子店の店主らがDJとして登場し、音楽と和菓子を楽しむ「アンコマンないと」を4年ぶりに開催する。