多様な文化と自然が息づくイスラエル発祥で知られる「サボン(SABON)」。2022年にはブランド設立25周年、23年は日本上陸15周年を迎える。ブランド誕生以来、死海の塩と貴重なボタニカルオイルを黄金比で融合させた“ボディスクラブ”をロングセラーとする一方で、昨今はフェイスケアやヘアケアのカテゴリーでも存在感を高めながら、進化を遂げている。中でも23年〜4月までのフェイスケア売上高は前年同期比20%増と躍進。その人気をけん引するのが、昨年8月デビューの“ローズ フェイスケアライン”だ。花の女王と呼ばれ、優れた美容効果を持つとされるダマスクローズと死海のミネラル、ボタニカルオイルをたっぷりと使い、化粧水、オイル、クリームはエコサートコスモスオーガニックとコスメビオの認証を取得している。「サボン」の世界観を五感で堪能できる細部へのこだわりに効果を実感できる処方が加わり、「フェイスケアも『サボン』で」とファンが拡大した。
6月1日には同ラインに、スクラブ洗顔料“フェイスポリッシャー コンフォーティング・ローズ”、ミスト状化粧水“ボタニカルウォーター コンフォーティング・ローズ” 、保湿ジェル“ローズウォータージュレ”の3品が登場する。いずれもビーガン処方で、“同 ジュレ”は前述のオーガニック認証を取得。“磨き”“整え”“弾む”。五感に響くステップで、「サボン」が考える“幸福肌”をかなえる。
サステナブルな取り組みもますます広がっている。社会や環境に配慮している企業に与えられる国際的な認証制度B Corp認証の取得を25年までに目指すほか、会員制プログラム「ネイチャーマイレージクラブ」では、商品購入時にマイバッグ使用など自然保護につながるアクションでマイルを付与するサービスも21年5月より展開。店舗も顧客も巻き込みながら、皆で自然を守っていく――。その姿勢がブランドへの共感につながり、ファンを増やし続けている。
22年秋には東京・日比谷公園内にカーボンフリーの花壇「シーズ・オブ・ジョイ ガーデンズ・オブ・ワンダーズ」が誕生。花壇運営は社員のウエルネスプログラムの一環とし、また障がい者雇用機会創出も担う。さらに4月中に販売した“ボディスクラブ”の売り上げの一部を「都立公園サポーター基金」に寄付するほか、本来廃棄されるはずだったロスフラワーをアップサイクルし店舗装飾に使用するなどしている。
サボン ジャパン
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