ファッション
連載 ミステリーショッパーが行く!

大阪「天王寺ミオ」は脱ファッション”目指す独自MD、接客の底上げは必須か? 連載「ミステリーショッパーが行く!」

有料会員限定記事

百貨店からショッピングセンター、個店、ECまで、さまざまなショップを覆面調査員がリポートする連載「ミステリーショッパーが行く!」。今回は、JR西日本SC開発が運営する「天王寺ミオ」を調査。JR天王寺駅直結の駅ビルで、1995年に誕生した。現在は本館とプラザ館で構成し、総面積3万9000平方メートルを持つ大型ショッピングセンター(SC)だ。2月から4月にかけてリニューアルを行い、新規30店、改装18店が順次オープンした。(この記事はWWDジャパン2023年4月3日号からの抜粋です)

■今回の調査員
野田肇(26):広告代理店勤務。営業として都市型SCの広告立案や販促を経験し、現在は百貨店・SCのマーケティングに携わる。学生時代からヨーロッパの古着が大好きで、将来の夢は古着屋の経営

黒田朱里(38):広告代理店出身。結婚と同時に大阪へ転居。現在はマネジメント業を営み、東京と大阪でのデュアルライフを送っている。関西に来てから百貨店ファンに。買い物は、とことん吟味してから買う慎重派

調査日:黒田調査員2023年3月16日(木)13:30〜 曇りのち雨 28℃、野田調査員2023年3月24日(金)15:00〜 曇りときどき雨 21℃
ILUUSTRATION:ERI KOJIMA

【環境・施設】

野田:創業から30年近くたつ老舗のSC。あべのハルカスのほぼ真下で、JRと大阪メトロの天王寺駅直結です。

黒田:大阪メトロは谷町線と御堂筋線の2本が走り、近鉄大阪阿部野橋駅も隣接する大阪南部の玄関口。アクセスは抜群ですね。施設は本館とプラザ館の2棟構成で、建物同士はつながっていません。行き来するには徒歩3分ほどかかり、回遊はなかなか大変です。

野田:館内の動線も少々分かりづらい。中2階などもある中、案内がぱっと見で理解しづらく、自分が今どこにいるのか分からないことがありました。ただ、施設自体は清潔感があり、通路幅も狭くないので大きなストレスはありません。ソファが多く、休憩にも困りませんでした。

この続きを読むには…
残り1104⽂字, 画像4枚
この記事は、有料会員限定記事です。
紙版を定期購読中の方も閲覧することができます。
定期購読についてはこちらからご確認ください。

関連タグの最新記事

ファッションの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

27メディアが登場、これが私たち自慢の“ナンバーワン”【WWDJAPAN BEAUTY付録:化粧品専門店サバイバル最前線】

11月25日発売号は、毎年恒例のメディア特集です。今年のテーマは "ナンバーワン"。出版社や新興メディアは昨今、ウェブサイトやSNSでスピーディーな情報発信をしたり、フェスやアワードなどのイベントを実施したり、自社クリエイティブやIPを用いてソリューション事業を行ったりなど、事業を多角化しています。そのような状況だからこそ、「この分野ならナンバーワン!」と言えるような核を持てているかが重要です。

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。