文豪・夏目漱石の「坊ちゃん」にも登場する愛媛の道後温泉では、温泉に入ったあとに休憩所でお茶とお菓子を味わうのが習慣だ。昔ながら続く、この体験型の癒しと娯楽のセットに近年アートが加わり、ユニークな観光地として、老若男女で賑わう道後温泉エリア。少し離れた松山市内には個性的な洋服屋もあり、メシもうまい。今回はそんな地元を応援しようと、東京からUターンしたPRの松波砂耶さんがアテンド。道後、いいとこ、Here we go♪道後のオススメスポットアート編を、さぁどうご。
松波砂耶
PR、クリエイティブディレクター。トランジットジェネラルオフィスのPRを担当した後、フリーランスに。現在は道後温泉のアート事業やゼロウェイストビール「カミカツビール」、スマホケース「エジュー」、ヴィーガンネイル「マニキュリスト」などを担当。地元の松山と東京の2拠点生活。最近、車の運転免許を取得
商店街を彩る“100色”の虹
和紙で作った100色のテープが商店街のアーケードに。
風になびいて揺れているときがとってもステキ!
道後商店街は、まるで虹の橋を歩いているみたい。これは、フランス生まれの建築家・アーティスト・デザイナー、エマニュエル・ムホーによる「100 colors no.42」。特注の和紙のテープを100色使って、約150mの鮮やかなグラデーションを生み出した
銀行の窓にストリートギャラリー
銀行の窓の石川直樹さんの作品は、前からあったかな?
と思うくらいなじんでいるのが不思議で面白い
道後温泉街の入り口にある伊予銀行、愛媛銀行、愛媛信用金庫の窓が一変、ギャラリーに。写真家・石川直樹が2022年春から秋にかけて行ったヒマラヤの8000m峰6座の遠征のうち、世界第3位の標高を誇るカンチェンジュンガで撮影した写真「Windows for Kanchenjunga」を展示
見渡す限りの蜷川実花ワールド
定期購読についてはこちらからご確認ください。
購⼊済みの⽅、有料会員(定期購読者)の⽅は、ログインしてください。