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「スターバックス」が “タンブラー部”を始動 タンブラー利用を推進

スターバックス(STARBUCKS)」は、廃棄物削減に向けた取り組みの一環で、タンブラー利用を推進するプロジェクト“タンブラー部”を始動した。本プロジェクトの発足を記念し、“瀬戸内 レモンケーキ フラペチーノ”(店内利用690円、持ち帰り678円)と“タンブラー部”のロゴが描かれた限定カップ(440円)も発売。

“タンブラー部”は、まず“夏合宿”と称して全国の店舗でマイタンブラーの利用総数を6月30日まで計測。合計30万杯、50万杯、70万杯の達成で、最大で3つのプレゼント企画を7月1日から順次実施する。また、スターバックス ジャパン公式モバイルアプリ上では“タンブラー部”の部室が登場。タンブラーの利用回数に応じて“ベアリスタ”が成長し、ゲーム感覚でタンブラーの使用が楽しめる。さらに、“入部歓迎イベント”として、6月30日までマイタンブラーやマグカップを持ち込むとドリンク通常22円割引のところ、55円引きで購入することができる。

廃棄物削減のため「スターバックス」では店内利用の際にはマグや樹脂製のグラス、持ち帰りでは洗って繰り返し使えるリユーザブルカップ、店舗で借りて返却できる“借りるカップ”やタンブラーといった再利用可能な容器での商品の提供を勧めている。これにより、年間で100トンの廃棄物を削減できる見込みだ。渋谷エリアは特に成果をあげており、店内利用の客の2人に1人はマグまたはグラスでの提供で、これは全国平均の3人に1人を上回る結果だった。渋谷ファイヤー通り店では注文を受けた際に「環境にやさしいグラスで提供してもよろしいでしょうか?」と聞き、利用客が環境保護に貢献している実感を持たせているという。

現在「スターバックス」は、リソースポジティブカンパニーを目指して2030年までに二酸化炭素と廃棄物の排出量と、直接の事業運営とコーヒー生産のための水の使用量を50%削減することを目標としている。

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