ファッション

「ワコール」が3D計測サービスをリブランディング 今秋には新事業もスタート

ワコールは5月26日、東京・青山でリブランディングした3D計測サービス“スキャンビー”と、秋に立ち上げ予定の事業に関して発表した。

3D計測サービスの“3Dスマート アンド トライ”は2019年にスタート。3Dボディースキャナーで全身18カ所のセルフ計測が3秒で可能というもので、採寸データをはじめ、インナーウエアのサイズ、体形特徴を知ることができるだけでなく、自身の体を360度見ることができるというものだ。23年4月の時点でこのサービスの利用者は延べ約17万人。ワコールは計測でとどまっていた同サービスを、消費者の気持ちに寄り添うものへとリブランディングし“スキャンビー”と改名した。また、以前は店舗のタブレットでしか見られなかった計測データなどが、ワコール公式アプリ“ワコールカルネ”をダウンロードするとスマートフォンで見られるようになった。アプリでは、過去の計測データ(3回まで)との比較もでき、体形特徴の解説およびおすすめアイテムの閲覧もできる。今秋には、新たなサービスも加わる予定だ。

ワコールは新事業として今秋、多様なシーンで快適にいられるファッションブランド「アワワコール(OUR WACOAL)」と女性のセルフケアを応援するフェムケアブランド「ヨジョイ(YOJOY)」がスタート予定だ。ファッションなど下着以外の分野でも新たな提案を計画している。

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