ビューティ

カネボウ化粧品史上最高量のパールを配合したアイシャドウが「カネボウ」から登場

 カネボウ化粧品のプレステージブランド「カネボウ(KANEBO)」は5月12日、同社史上最高量のパールを配合したアイシャドウ“ブライトフューチャーボックス”(限定5色、各4070円)を数量限定で発売する。多色な光が立体感を引き立てるホワイトオーロラカラーやブロンズゴールド、ローズなどをラインアップ。パッケージは「未知への大きな挑戦」の一つとして、アイシャドウを充填する皿を含め、全てFSC認証の紙で実現した。

 同商品は“未来を紡ぐ光”をテーマに、処方や包装技術を担当する研究員の「新たな挑戦」を具現化した。処方に関しては、「肌に直接パール顔料をのせたように煌めくアイシャドウを作ってみたい」という思いを実現すべく、最高量のパール顔料の配合に挑戦。パールを高配合すると感触面に影響が出る課題を払拭すべく、高密着ジェル成分とスムージング成分に着目し、滑らかな質感に仕上げた。

 パッケージは、単一素材のモノマテリアル化を目指し、全てのパーツを紙で構成した。特にアイシャドウを充填する「皿」は紙製にすると、金皿やプラスチック製とは異なり、柔らかく変形しやすいため何度も試作を重ねた。また、開けやすさを考慮し、生産の一部は手作業で行い細部にまでこだわった。

 商品のネーミングは、同ブランドが掲げる「希望」を彷彿とさせる言葉をセレクト。イノセントオーロラカラーは“It's never too late to change yourself”(いつでも変われる!)、バイオレットカラーは“Have faith in yourself”(自分を信じて)など、希望を乗せたメッセージをそれぞれのカラーに名付けた。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

リーダーたちに聞く「最強のファッション ✕ DX」

「WWDJAPAN」11月18日号の特集は、毎年恒例の「DX特集」です。今回はDXの先進企業&キーパーソンたちに「リテール」「サプライチェーン」「AI」そして「中国」の4つのテーマで迫ります。「シーイン」「TEMU」などメガ越境EC企業の台頭する一方、1992年には世界一だった日本企業の競争力は直近では38位にまで後退。その理由は生産性の低さです。DXは多くの日本企業の経営者にとって待ったなしの課…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。