オンワード樫山の「アンフィーロ(UNFILO)」のシューズライン“ステッピ・バイ・アンフィーロ(STEPPI BY UNFILO)”が順調に滑り出している。昨年春のスタートから1年で累計1万足以上を販売した。今後は同ラインを単独ブランドとして切り出すとともに、同社のブランド複合型OMOストア「オンワード・クローゼット・セレクト(ONWARD CROSSET SELECT)」などでの取り扱い(現在は約30店舗)を約200店舗まで拡大。リアルでの接点を強化することで、成長を加速させる。
わかりやすい表現で
ECでもメリットを訴求
売れ筋は、ポリエステル×ナイロンの機能素材を使ったニットスニーカーやパンプス(いずれも9990円)。「アンフィーロ」はEC販売に軸足を置いており、“ステッピ”も売上高の約5割をEC販売が占めている。軽量で高いクッション性、家庭洗濯可能といった機能性を、「タマゴ2個分の軽さ」「水を玉のように弾く」といったイメージしやすい表現で訴求し、購買につなげてきた。働く女性やママからは、「ぴたっと足に沿うようなはき心地で、足が疲れない」(50代の女性)「洗えるしはっ水性もあるので、汚れを気にせず子供と公園に行ける」(30代女性)と好評という。