循環型ビジネスを目指し、リペアやリメイク、リセールサービスを導入する企業やブランドが激増している。元々修理ニーズの高かったアウトドアブランドだけでなく、カジュアルSPAやラグジュアリーブランドも専業企業を買収するなどして乗り出している。「ユニクロ(UNIQLO)」は自前で、リペアやリメイクを手掛ける「リ・ユニクロ スタジオ(RE.UNIQLO STUDIO)」を立ち上げ、国内3店に導入。運営の仕組みや客の反応、使い勝手を取材した。(この記事は「WWDJAPAN」6月5日号からの抜粋に加筆、画像追加しています)
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英国やドイツで先行していた「リ・ユニクロ スタジオ」は、国内では2022年10月に世田谷千歳台店に初導入。検証を重ね、今春開業した前橋南インター店や天神店にもスペースを設けた。3店とも、「ユニクロ」商品のリペアとリメイクを提供する。世田谷の店舗を訪ねると、正面入り口すぐ横にスタジオの受付カウンターがある。スタジオの面積は約29㎡と結構広い。同店には100人以上の販売員がいるが、スタジオを担当するのはその中の6人。元々裾上げを担当していたスタッフ中心で、スタジオ導入にあたり外部講師によるトレーニングを受けている。
リペアは40〜50代男性からの依頼多数
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