ファッション

「ティファニー」が“ブルー ブック”新作を発表 豪華ハイジュエリーで描く海の生物たち

ティファニー(TIFFANY & CO.)」は、ハイジュエリーコレクション“ブルー ブック(Blue Book)”の最新作“ブルー ブック 2023:アウト オブ ザ ブルー”を発表した。同コレクションは、ナタリー・ヴェルデイユ(Nathalie Verdeille)=ティファニー ジュエリー&ハイジュエリー部門チーフ アーティスティック オフィサーが手掛ける初の“ブルー ブック”となる。「ティファニー」の伝説的デザイナーであるジャン・シュランバージェ(Jean Schlumberger)の代表的なデザインを、海の生物に着想を得ながら新たな解釈を与えて完成させた。

同コレクションは、2シーズンにわたって発表する。第1弾となるサマーコレクションでは、“シェル” “コーラル” “ジェリーフィッシュ” “パイシーズ” “スターフィッシュ” “シースター” “スターアーチン”という7つのテーマで海の生物を表現している。“コーラル”では、タンザナイト、サファイヤ、イエローダイヤモンドと、華やかな色彩をあしらったジュエリーを披露。“ジェリーフィッシュ”がテーマのブローチは、鮮やかなブルーを基調に、クラゲの触手の動きを繊細な曲線で描く。“スターフィッシュ”のネックレスは、オパールやアクアマリン、トルマリン、ベリルに、アクセントとしてダイヤモンドをふんだんに散りばめ、生物が岩の間に絡みつくような斬新なデザインで海の生物をユニークに表した。

ヴェルデイユ=アーティスティック オフィサーは、「“ブルー ブック 2023”では、ジャン・シュランバージェの代表的なデザインに新たな命を吹き込むことで、偉大なデザイナーのレガシーを讃えている。彼にとって、海は未知の、かつ無限の世界を象徴するものだった。彼のビジョンに敬意を表しながら、それを再解釈することで、海に住む生物を深く掘り下げたコレクションだ」と語った。

関連タグの最新記事

最新号紹介

WWDJAPAN Weekly

疾走するアシックス 5年間で売上高1.8倍の理由

「WWDJAPAN」11月4日号は、アシックスを特集します。2024年度の売上高はコロナ前の19年度と比べて約1.8倍の見通し。時価総額も2兆円を突破して、まさに疾走という言葉がぴったりの好業績です。売上高の8割以上を海外で稼ぐグローバル企業の同社は、主力であるランニングシューズに加えて、近年はファッションスニーカーの「オニツカタイガー」、“ゲルカヤノ14”が爆発的ヒットを記録したスポーツスタイル…

詳細/購入はこちら

CONNECT WITH US モーニングダイジェスト
最新の業界ニュースを毎朝解説

前日のダイジェスト、読むべき業界ニュースを記者が選定し、解説を添えて毎朝お届けします(月曜〜金曜の平日配信、祝日・年末年始を除く)。 記事のアクセスランキングや週刊誌「WWDJAPAN Weekly」最新号も確認できます。

@icloud.com/@me.com/@mac.com 以外のアドレスでご登録ください。 ご登録いただくと弊社のプライバシーポリシーに同意したことになります。 This site is protected by reCAPTCHA and the Google Privacy Policy and Terms of Service apply.

メルマガ会員の登録が完了しました。