ここ数年デジタルシフトやOMO戦略などが必須となっています。もちろんその重要性は重々理解しています。その中でPRのあり方に「おやっ?」と思うことが増えました。今ほどデジタル対応が盛んでなかった7、8年前は、プレスリリースは郵送で、発表会もリアルが当たり前でした。PR担当者も当然ですがブランドを熟知している人が多く、熱量高く商品情報やブランドの世界観を伝えてくれていました。
SNSを媒体とする発信力が強まり、PR担当もデジタルリテラシーの高い人が増えています。PR経験が浅い人が多いからなのでしょうか、ここ数年、特にコロナ禍でデジタルシフトが一気に進んでから、メールでいただくプレスリリースや発表会のご案内の訂正版が届くことが目に付きます。月に2、3通訂正版が届くことも少なくありません。デジタル媒体は紙媒体に比べて修正がしやすい特性はありますが、修正や訂正ばかりでは媒体の信用性に関わります(これは自戒の念も込めています)。
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