ロンハーマンは、オリジナルブランドの主要素材をサステナブルなものに変える目標を掲げ、段階を追って置き換えを進めている。「2年ほど前にブリュード・プロテイン繊維の存在を知り、本当に世の中に必要なもの、そして人の幸せや平和に通ずるものを繊維業界にもたらしてくれたことに魅力を感じ、素材開発のコラボレーションにいたった」と同社。混合する素材にはロンハーマンのシグネチャー素材であるコットンを選択し、豊島のオーガニックコットン「トゥルーコットン」を採用した。「トゥルーコットン」は、生産農場から紡績工場までの流れを追跡できるトレーサビリティも特徴だ。
豊島の関連紡績工場でコットン50%・プロテイン50%の新たな繊維を紡績し、同じく豊島関連のニット工場で微調整を繰り返し、しなやかで優しく心地よい肌当たりの良いニットに仕立てた。すべて無染色な点もポイントで、優しい乳白色となっている。