「東京カレンダー」7月号の特集「『奥目黒』の磁力。」が話題になりました。同誌が定義する奥目黒とは、祐天寺、学芸大学、都立大学あたり。この辺のオシャレな飲食店などを紹介したわけですが、SNSでは「奥目黒ってどこだ?」「奥目黒なんて聞いたことない」「奥渋谷の二番煎じ?」といったツッコミが相次ぎ、奥●●をめぐる議論が大いに盛り上がりました。
奥目黒という表現が適切かはさておき、これだけ拡散されれば雑誌としては“勝ち”でしょう。編集者は「してやったり」だと思います。
地名とマーケティング、そしてブランディングは密接に結び付きます。
先日、東急不動産が来年春開業を目指して神宮前交差点で建設する商業施設の名称が「東急プラザ原宿 ハラカド」になると発表されました。同時に同社が斜向かいで12年から運営する東急プラザ表参道原宿を「東急プラザ表参道 オモカド」に改称するそうです。
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