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英「クラークス」が京都に出店 中国スポーツ大手リーニンの投資会社傘下で若年層の人気獲得

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英国発のシューズブランド「クラークス オリジナルズ(CLARKS ORIGINALS)」を輸入卸・販売するクラークスジャパンは、京都・四条河原町に新店をオープンした。2022年8月に東京・原宿に世界初の直営店をオープンし、同年9月には大阪・心斎橋に出店。京都は国内3号店となる。英クラークス には21年から、中国スポーツ用品大手の李寧(以下、リーニン)を運営する投資会社が出資。それ以降売り上げが大きく伸びており、ジャパン社も22年に過去最高売上を達成した。

京都店はコトクロス阪急河原町の1階にあり、店舗面積は110平方メートル。内装は、創業地である英国南西部サマセット州の街並みの雰囲気を取り入れた。約130品番を取り扱い、1971年に日本発売したアイコンモデルの “ワラビー”をはじめ、70年以上変わらないデザインの“デザートブーツ”、センターシームが特徴の“デザートトレック”の定番3型を中心に、今春夏の打ち出しの花柄やジャカード柄を取り入れた商品や、クレープソールを使った厚底スニーカーなどをそろえる。

“ワラビー”は、定番のメープルとブラックに加え、防水性のあるゴアテックス搭載モデルやローファースタイルなど今注目のコレクションもラインナップ。昨今の90年代リバイバルやY2Kムーブメントを背景に、若い女性の間でも人気が高まっているという。

昨年出店した原宿店を皮切りに、短期間で3店舗をオープンした。「2025年に創業200周年を迎えるにあたり、よりファッションやカルチャーを意識した直営店を増やし、ブランドの本質や魅力を発信していくことが重要だった。英国を代表する靴ブランドではあるが、これまで量を売ることを優先していたため、アップデートできないままでだった部分と目指す方向とで乖離が起きていた」と、クラークスジャパンの中根信吾マーケティングディレクターは語る。

コロナで赤字転落後、22年にV字回復

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