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「ビザ・ファッション・ウイーク・タシケント(Visa Fashion Week Tashkent)」が5月にウズベキスタンの首都タシケントで開催された。同国でファッション・ウイークが開かれるのは今季が初。会場は今春オープンしたインターコンチネンタル・ホテル・タシケント(Intercontinental Hotel Tashkent)で、同国のモード好きや隣国カザフスタンから渡航した来場者で活気に満ち溢れた2日間となった。
オフランウエイで特徴的だったのは、伝統衣装を現代風に解釈した装いだ。“チャパン”と呼ばれる着物風の民族衣装や、伝統的なカザフ文様を手刺しゅうと草木染めで施した生地を使ったベストを、ストリート風に着こなしていた。ブランドでは、カザフスタンで最も影響力があるブランド「ディルドラ カシモヴァ(DILDORA KASIMOVA)」や、若者から高い人気を誇る「ニゴラ ハシモヴァ(NIGORA HASHIMOVA)」の着用率が高かった。ビーズをふんだんに使った、シャンデリア風のピアスやヘッドピースといったエスニックなジュエリーも特徴的だった。