「マックスマーラ(MAX MARA)」は6月11日(現地時間)、スウェーデンの首都ストックホルムで2024年リゾートコレクションを発表した。会場には、ローラが「マックスマーラ」2023-24年秋冬の“ティディベア”コート姿で来場したほか、Netflixオリジナルシリーズ「エミリー、パリへ行く」で主役を演じているリリー・コリンズ(Lily Collins)に加え、デミ・ムーア(Demi Moore)、エイミー・アダムス(Amy Adams)、キーナン・シプカ(Kiernan Shipka)など豪華女優陣が姿を見せた。
ショー会場は、毎年ノーベル賞受賞者の晩餐会が開かれるストックホルム市庁舎の青の間。建築家ラグナル・エストベリが手がけたナショナル・ロマンティシズム建築は荘厳で美しく、特に大階段はドレス姿で降りる姿が美しく見えるよう設計されているという。ショーの後、ゲストはその階段を上がり、2階にある黄金の間でのディナーへ。金箔を貼ったモザイクで壁面が覆われた大広間は、ノーベル賞の授与式が行われる場所だ。
またショー前日にはゲストは、市内を流れる運河をクルーズで散策しつつ、ストックホルム群島の一つスヴァルツォ・クロッグ島でのウェルカムディナーへ。白い服に花輪を飾るドレスコードは、この時期に北欧で開かれる夏至祭への敬意を示したもの。北欧には7種類の野の花を見つけて枕の下に入れて眠ると将来の恋人の夢を見られるという言い伝えがあり、それは24年リゾートコレクションのインスピレーション源のひとつともなっている。ゲストは北欧の文化に触れながら、ゆっくりと暮れてゆく白夜の夜を楽しんだ。