「メルカリ」に代表されるフリマアプリの浸透や、コロナ禍の巣ごもり生活によって家庭の不要品を売り買いするリセール市場が拡大している。専門誌「リサイクル通信」のリポートによると、2021年のリユース市場の規模は2兆6983億円と過去10年で倍増。25年にはさらに3兆5000億円まで成長する見通しだ。6月12日の「WWDJAPAN」は、特集「ブランド買取の裏側」。ここでは価格が高騰する金の買い取りについてリポートする。(この記事は「WWDJAPAN」2023年6月12日号からの抜粋です)
池袋駅西口にある「ブランディア」の買取店には、年明けから金の買い取りや査定を求める客が急増している。伊藤彩店長は「多いときは1日のお客さまの半分が金をお持ちになることもある」と言う。「ブランディア」全店舗でも4月の金の買取金額は、前年同月に比べて約1.5倍に跳ね上がった。
金の価格は20年前の10倍
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