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5月のヒットランキング「美白美容液」TOP5 西武池袋本店編

各社が研究を重ね、最新テクノロジーを駆使した美白美容液が続々と登場している。「WWDJAPAN 2023上半期ベストコスメ」の美容液カテゴリーでも、美白美容液が多数ランクインしていた。今回は西武池袋本店に、2023年5月に売れた美白美容液トップ5を聞いた。(集計期間:5月1~31日)

【西武池袋本店「美白美容液」売り上げTOP5】

1位「SK-Ⅱ」“ジェノプティクス ウルトオーラ エッセンス”【医薬部外品】(30mL、2万1450円 50mL、3万1350円 75mL、4万2900円)
2位「アルビオン」“エクシア シリウス ブライト セラム”【医薬部外品】(40mL、1万6500円)
3位「ランコム」“クラリフィック ブライトニング セラム”【医薬部外品】
(30mL、1万6500円 50mL、2万3100円)
4位「アルビオン」“フラルネ ブライトチューナー KM”【医薬部外品】(40mL、5500円)
5位「クレ・ド・ポー ボーテ」“セラムコンサントレエクレルシサンn”【医薬部外品】40mL、1万7600円 レフィル40mL、1万6500円)

西武池袋本店の5月の「美白美容液」の売上高は前年同月比30%増だった。大型の新商品が多数登場し、売り上げをけん引した。黒川香利そごう・西武リーシング本部リーシング一部 コスメ担当は「顔全体の明るさを意識する顧客が増えているのも一因」と分析する。

1位だった「SK-Ⅱ」は、隠れジミによる「茶色曇り」や、肌表面に拡散したメラニンによる「灰色曇り」など、4つの肌曇りに着目して誕生した美容液。「輝きケア成分や美白有効成分などを配合し、4つのルートで効果的にケアできる。保湿もしっかりできるので、季節問わず使えると好評だ」。

2位と4位に「アルビオン」のスキンケアシリーズがランクイン。2位の“エクシア シリウス ブライト セラム”【医薬部外品】は、美白有効成分コウジ酸を配合。美白有効成分が角層にゆきわたり、メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐ。「コクのあるテクスチャーで、気になる部分にピタッと密着する。使い心地も良いと支持を獲得」。4位の“フラルネ ブライトチューナー KM”【医薬部外品】は、「肌の性格に合わせて、3種類から自分に合ったものを選べる。揺らぎがちな“気まま肌”がいちばん人気だ。手に取りやすい価格帯で、若い世代も美白ケアを始めやすい」。

3位の「ランコム」は、人気の美容施術「ウォーターピーリング」に着想を得た新世代の美白美容液。「医薬部外品の承認効能を6つ取得している。シミ対策だけにとどまらず、包括的な美白を目指した点が好評だ」。5位の「クレ・ド・ポー ボーテ」は、資生堂の美白有効成分で “エース的”存在の4MSKと、m-トラネキサム酸を配合。美肌菌などで知られるマイクロバイオーム研究を生かした美容液だ。「『面と点のケアで、シミそばかすだけではなく肌印象までも明るくする』『しっかりとした保湿感もある』と支持を得ている」。

―――黒川氏がおすすめする「美白美容液」は?

黒川香利そごう・西武リーシング本部リーシング一部 コスメ担当(以下、黒川):個人的には、使用感を含めて「クレ・ド・ポー ボーテ」“セラムコンサントレエクレルシサンn”がおすすめだ。また、頬骨の上には、「コスメデコルテ(DECORTE)」の美白スティック“ホワイトロジスト スティックセラム”(4g、1万1000円)を使っている。美白有効成分・コウジ酸が肌に密着し、期待感の高まる使用感だ。

―――「美白美容液」以外で好調なカテゴリーは?

黒川:新型コロナウィルス感染症が5類に移行されたことにより、マスクオフが進み、ベースメイク、ポイントメイクが好調だ。ベースメイクでは、顔全体の仕上がりを気にする顧客が増えている。ポイントメイクでは、特にリップ・チークが伸びている。新商品では「クレ・ド・ポー ボーテ(CLE DE PEAU BEAUTE)」“ルージュクレーム ブリアン”(全8色、8g、5500円)や、「シセイドウ(SHISEIDO)」“テクノサテン ジェルリップスティック”(全20⾊、3.3g、3960円)、「RMK」“ピュア コンプレクション ブラッシュ”(全10色、2.3g、3630円)がけん引している。マスクオフを機に、新たに購入される顧客が多く、それに合わせ新作を出すブランドが多かった印象だ。

美白=メラニンの生成を抑え、シミ・そばかすを防ぐこと

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